平和紙業株式会社と行った、印刷媒体としての紙とは異なる魅力を発見するプロジェクト。
紙が反る・紙が折れる、この2つの特性に着目し新しい機能を付加した紙を開発しました。
曲げ成形を施し強度を向上させた紙「ウェーブ」と、折り加工を施し伸縮性を付加した紙「ジャバラ」。
それらの開発と活用例としてのプロダクトをデザインしています。
Wave Paper   Concept model
紙の表面が水分によって伸縮する特性を応用し、二次曲面の成形方法を開発しました。
紙表面の伸縮をコントロールする為の少量の水と形矯正用の簡易型だけで成形が可能です。
熱もプレスも必要としない新たな成形方法です。成形する事で紙自体の強度も増し、伸ばしても容易に元のウェーブ状に戻る性質があります。
Partition   Concept model
Wave Paper の応用例
曲げることが容易で非常に軽量な事を活かしたパーテーション。重ね合わせて連結する事で、様々な形や長さに対応が可能です。
Tray   Concept model

Wave Paper の応用例
重ね合わせられる特性を利用したトレイ。
自由に重ね合わせが可能で、強度もあるため溝にメモやデジタルデバイスを立てかける事もできます。
Desktop Container   Concept model

Wave Paper の応用例
接着が容易にでき、重ね合わせられる特性を利用したデスクトップコンテナー。
Jabari Paper
紙へ均等に折加工を施した紙です。
伸縮性があり、強度も向上しています。切る・重ねる・曲げる・貼ることも容易です。
Shelf  Concept model
Jabara Paperの応用例
紙だけで構造・強度を持たせたシェルフ。
Jabara Paperの紙にスリットを入れ、木の天板を差し込んだだけの非常にシンプルな構造です。
Side Table  Concept model
Jabara Paperの応用例
家具の化粧板に活用したサイドテーブル。
ゴミ箱など筒状の物に Jabara Paper を巻きつけて制作しています。
Cover  Concept model
Jabara Paperの応用例
伸び縮みする特性を利用した収納箱。
クライアント:平和紙業株式会社
デザイン:尾形 達 / 馬場 隆介 / 星 匡朗
写真:玉村敬太

協力
株式会社ショウエイ
有限会社篠原紙工
富士共和製紙株式会社
有限会社コスモテック